収入保障保険-図解・生命保険-

保険のしくみ

生命保険の種類<収入保障保険>

収入保証保険は、被保険者が死亡・高度障害状態に
なった場合、遺族に年金が支払われる保険です。

受取方法は、回数を指定する「確定年金タイプ」と
死亡後、保険期間満了時まで支払われる
「逓減(ていげん)定期タイプ」に分けられます。

収入保証保険 =
保険会社によって、
「年金の受取期間の設定」が違います

■収入保証保険のしくみ

収入保障保険とは、被保険者(保険の対象になっている人)が死亡や高度障害状態に陥ったときに、受取人(遺族)に年金が支払われる保険です。

これは、定期型の定期保険(または逓減定期保険)の死亡保険金を分割して受け取っているにすぎないのですが、「多額の死亡保険金を一度に受け取るよりも分割して受け取ったほうが安心」という消費者ニーズに応えて、昭和58年にソニー生命が最初に取り扱いを開始した保険です。

ちなみにソニー生命ではこれを「家族収入保険」と名付けています。このニーズにより、今では多くの生命保険会社が収入保障保険を取り入れています。

この保険で抑えておきたいことは2つあります。

1つは、保険会社によって「年金の受取期間の設定が異なる」ということです。これは「確定年金タイプ」と「逓減定期タイプ」に分けられます。

確定年金タイプは、死亡した時点からあらかじめ決めておいた回数の年金が支払われるという仕組みです。通常は、10年確定型になっていますが、受取期間はニーズに合わせて設定することもできます。

大手国内生保の収入保障保険の多くはこのタイプに分類されます。

逓減定期タイプは、死亡したとき以後、保険期間満了時まで年金が支払われるものです。

被保険者が何歳で死亡するかで、遺族が受け取る年金総額が変動します。しかし大半の保険会社では、年金受取期間に最低保障(5年など)を設けています。

カタカナ生保や損保系生保に多くみられるタイプです。

覚えておきたいことのもう1つは、税金の問題です。

遺族が死亡保障を一時金でもらった場合、大半が相続税の対象になりますが、年金払いの場合は、所得税(雑所得)の対象になります。

そのため、大半のご家庭では、この保障を一時金として受け取ったほうが税金を安くすることができます。